ニュース&記者コラム

【稔真チェック】久留米GⅢ初日

【12R】北津留が番手捲りなら➋❹

 

 前検日前日の29日、思わず目を疑うニュースが飛び込んできた。GP2勝、GⅠ6勝の実績を持つ村上義弘(48=京都、73期)が引退するというのだ。向日町競輪を欠場したから、おかしいなとは感じてたけど、まさかこのタイミングで引退を表明するとは…。長年、近畿の屋台骨を支えていた義弘の功績は絶大。ボクも経験したけど、精神的にも肉体的にも苦しかったのだと思う。お疲れさま。

 さて、今記念は実弟の博幸をはじめ近畿から12人が走る。〝義弘の分まで〟という強い思いで近畿勢には頑張って欲しいものだ。共同通信社杯(名古屋)の初日に落車した誠一郎(中川)が欠場。若手の台頭が目覚ましいとはいえ、熊本が誇る絶対的なエースの欠場で地元熊本勢にも奮起を期待したい。

 それでは初日12R特選を占おう。九州勢が松岡辰―翼(北津留)―中本で折り合った。松岡が捨て身で駆ける。展開は翼に向きそうだけど、あとは翼の気持ち次第。出渋らずに番手捲りを決めれば中本への❷❹だけど、パワーは深谷が格上。追う郡司と翼の両立で❷=❶を狙う。翼が踏み遅れるようだと南関の❶❼。あとは松浦。こちらも行けるところをしっかりとスパートする。郡司との力勝負で❶=❺が必要。穴目は小松崎から狭いコースを突っ込んでくる守沢。(本紙評論家・吉岡稔真)

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