立川編「バンクdeグルメ」最終回は長年、場内ファンの胃袋を支え続けている名門食堂を紹介しよう。店内はもちろん、店外でもアツアツのB級グルメがそろっている。その中でもオススメの定食2点をピックアップした。 ご飯も車券も進む⁉老舗の絶品生姜焼き 「六号亭食堂」 連日、当コーナーのナビゲーターとして大活躍中の立川市公営競技事業部・中村達也課長がニコニコしながら話し始めた。
「ラストの店舗は決めておりました。ココです」
①
正面入場門から左に入って、少し真っすぐ行けばスグの「六号亭食堂」=写真①=。そこで浪速食レポ担当のツッコミも始まる。
「ここ3年前にも取り上げましたやんか!!」
「どうしても食べたい定食があるんですよ。お願いします」
「そこまで、おっしゃるなら了解。行きまひょ」
②
注文カウンターに行けばバックに気になるメニュー=写真②=がズラッと書いてある。
「中村はん、迷いますなー。どれにしまひょ?」
「私は1点買い。生姜(しょうが)焼き定食」
「ほぉー。ほな、ワシは最終日、どうしても勝ちたいんで験を担いで上勝定食や」
③
では実食開始。中村課長がうれしそうに生姜焼き=写真③=をライスに乗せて食べ始めた。
「中村はん、どない?」
「食感がいいし、七味との相性も抜群。この甘タレがいいんですよ。これで、ご飯もズンズン進みます」
「ちょっとちょうだい。ワシのカツ一切れあげるから」
中村課長の、おいしそうな表情を見れば味に間違いない。1点買いの理由も分かる。ワシがオーダーした「上勝」はボリューム上々。千切りキャベツとのバランス、量もOK。ソースをグルッと1周半ぐらいがベスト。サクサク感の案配も上々だ。
厨房内を見れば、ベテランお姉サマの手際がいい。大きな釜が相手でも黙々と発注メニューをこなしている。安定した味、母の隠し味もたっぷりだ。
④
短時間で、おなかを満たしたい方には店外のおでんや豚汁=写真④=で寒さをしのいでいただきたい。
ほっこりしまっせー。ラストの六号亭食堂、店内外まるごと、星ふたっツー。(F)
=終わり=
KEIRINスポニチ ファン必見!
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