新田との連係からグランプリを制し昨年のＭＶＰに輝いた佐藤慎太郎は、今年も変わらぬ闘志でトップレベルでの活躍を続ける。

　新田と同県で連係なら、まずは付いていくことに集中。共同通信社杯の準決は新田のダッシュに遅れて７着も、前走青森記念では初日特選と決勝でワンツー。特選は最終ホームで前を叩いて逃げた新田をゴール前で差し切った。

　初日メインの日競選理事長杯は、昨年のグランプリと同じメンバー構成に。スタートダッシュへ、再び好結果を出せるか。目指すのは03年11月高知全日本選抜以来となる２つ目のＧⅠタイトル獲得。長く培った経験も武器に、万全に仕上げてＶチャンスをうかがう。