土屋壮登はS級でもV実績。7月にA級に下がり、今期初戦の青森で落車負傷。実戦復帰してから、ここが3場所目。まだ本調子とは言えない状態だが、底力は軽視できない。基本は自力勝負だが、埼京同士の若手自力型でパワーを付けてきた浅見隼(東京)と一緒になれば前を任せることも。同県追い込み型の大矢将大や宿口潤平とガード役もそろっており、ラインの厚みを生かせそうなこともプラス材料。ここを勝って勢いを戻せるか。
 
 地元の矢島一弥にも注目。関東での連係を考えながら、位置が悪くなるようなら自分で前々勝負も。前橋は今年3月ミッドナイト(❷①❸着)以来。8月FⅡも出走予定だったが前場所で落車した影響が残り欠場。その分も、ここに気合。シビアに攻めてホームバンクでの初Vを目指す。