清水裕友のパワーは超ド級だ。年初から安定した活躍を見せて、今年は当所ウィナーズカップを優勝。現在の賞金ランキングは４位で、グランプリの出場はほぼ当確か。年々、勲章を増やしていき名実ともに〝Ｓ班〟の名に相応しい存在。機動力は競輪界トップクラスで、仕掛けも果敢。柔軟な組み立てもできて、まさに非の打ちどころがない。オールスターではさえを欠いたが、直前の小田原記念では優出。「準決では（前団を）のみ込めたしマシになっている」と復調への手応えをつかんでいる。長州の快男児がＳ班の実力を示して主役の座をつかむ。