石井寛子に聞く

「1着か7着なので次は1着」

 ――平塚は17年に念願のティアラを手にした舞台です。

 「もう5年前ですか…。つい最近のイメージだし、色あせていない。平塚グランプリでは17年優勝、20年が7着。1着か7着かなので、次はまた戻って1着ですね!(笑い)」

 ――意気込みをお願いします。

 「小倉のトライアルで今のままじゃ歯が立たないと思った。1カ月しかないけど、できることは詰め込んでやっている。29日にそれを爆発させたい。ファンの皆様の応援、屋外のバンク、気候、運も味方につけて挑みたいです」

「寛子さまのお通りよ」


ガールズGP展望

今年26走25勝の佐藤水菜が中心

◆ガールズGP2022in平塚出場メンバー◆

車番選 手 名登録GP出場回数22年成績
児玉 碧衣福岡1087年連続7回目80走69勝21V
佐藤 水菜神奈川1142年ぶり3回目26走25勝9V
石井 寛子東京10410年連続10回目79走62勝17V
柳原 真緒福井114初出場79走66勝17V
奥井  迪東京1063年ぶり5回目97走62勝10V
山原さくら高知1046年ぶり5回目94走68勝13V
尾方 真生福岡1182年連続2回目81走59勝16V

児玉は7年連続7度目

 ガールズグランプリの出場選手は別表の通り。中心は地元・佐藤水菜だろう。今年は26走25章。ナショナルチームで磨かれたスピードで無双している。超強敵がそろったここも圧勝までありえる。

 18~20年の女王・児玉碧衣が逆転候補筆頭。地元・小倉のガールズグランプリトライアルを制し勢いをつけた。佐藤とは6月の当地オールガールズで1着同着だっただけに、ここで雌雄を決する。17年にタイヤ差でティアラを逃した奥井や、難病から復活を遂げた山原が久々の参戦。

 また、5月のいわき平ガルコレを制した初出場の柳原や、最年少で2年連続出場の尾方の走りも注目だ。


【JKA】叶えよう。小さなチャレンジから。