02017-19佐世保ミッドナイトバナー

A級1、2班戦展望


 梁島邦友(茨城=25)をV候補筆頭に推す。A級に降格した前期から1度も決勝を外しておらず、今年に入ってからは安定感もさらに増した印象だ。佐世保は12月のレインボーカップ・ファイナルで走ったばかりだが、1開催を走るのは初めて。先行も捲りもどちらも強力で流れに応じて走れるのは強みだろう。茨栃スジで古川尚耶(39=栃木)が梁島後位をがっちりキープする。1月の川崎で昨年10月以来のVを飾るなどリズムも良好だ。

 早坂秀悟(39=茨城)は前回の宇都宮で今年初の決勝進出。佐世保はかつて記念で準決勝まで勝ち進んだこともある。梁島を使える流れになれば大チャンスがめぐってくるだろう。差し脚堅実な木村貴宏(47=茨城)にも要注意。

 本来なら断トツの存在といってもおかしくないのが立部楓真(26=佐賀)だ。しかし、昨年末からの不調に加え1月別府後にインフルエンザに。復帰戦だった久留米は❻④1で「良くない」とコメントしていた。続く高知も決勝進出ならず。そろそろ本領発揮といきたいところだが…。

 立部に乗るのは良永浩一(45=福岡)や、地元の山口龍也(30=長崎)だ。良永は決勝進出ラッシュと堅実だが、山口は前回の久留米決勝で落車。地元で復帰するためにきっちりと仕上げてきているはずで状態面に注目が集まる。九州勢は加倉正義(53=福岡)や地元の井寺亮太(32=長崎)、追加参戦の林昴(23=福岡)も上位進出を狙う。

 13場所連続で決勝進出している小川将二郎(22=徳島)の機動力も脅威だ。前期S級の柳谷崇(46=岡山)はそろそろ悪い流れに歯止めをかけたいところ。ムラはあるが多田晃紀(31=岡山)も一発を秘めている。

 南関勢もコマがそろった。戦法多彩な栗本武典(28=千葉)や添田龍児(24=神奈川)が攻めて、前期S級の松坂英司(50=神奈川)、丸山啓一(50=静岡)、飯尾主税(46=静岡)が差し脚を伸ばす。


ガールズ戦展望


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