
地元の期待を背負い、今年初Vを目指す桑原
地元の期待を背負って、桑原が今年初Vを目指す。競走得点は上から3番目。初日特選からVへのルートを探りながら戦っていく。
今年初戦の立川記念では準決勝で無念の落車。2月のGⅠ全日本選抜では2日目と4日目に9着など波に乗り切れていなかったが、前回の大垣GⅢで復調のきっかけをつかんだ。二次予選を「ここ最近では一番のアタリでした」と2着で突破。準決勝では8着と大敗したが、最終日を1着で締め、満を持して乗り込んでくる。
防府での出走は昨年11月の記念以来。決勝で8着に敗れ、苦杯をなめたが「いつもお客さんの声援がすごくてありがたい。やる気にもなるし、めちゃくちゃ緊張もさせられる(笑い)」と同記念で話していたように、地元でのレースは特別な思いを抱いている。
ホームバンクでの優勝は22年4月から約3年も遠ざかっている。S班も経験した地元のスターへの圧倒的声援は確実だ。125期ルーキーの「BIGMAN」こと藤井優希(26=山口)を弟子に持つ男が、ビッグな活躍を弟子のみならずファンに見せつける。
◇桑原 大志(くわはら・だいし)1976年(昭51)1月27日生まれの49歳。山口県防府市出身。97年8月に久留米でプロデビューし、同月の防府で初勝利。通算成績は2345戦319勝。通算優勝25V。師匠は白井圭一郎(61期=引退)。1㍍73、77㌔。血液型O。
バンク特徴
〝日本最初の天神さま〟といわれる防府天満宮から徒歩約5分の場所に位置し、周囲を山々に囲まれている。みなし直線距離は42・5㍍あり、全国7カ所の333バンク(335の前橋含む)の中でちょうど真ん中の4番目と極端に短くはない。カントの角度は比較的急で、差し、追い込みが決まりにくく、逃げや捲りが有利とされているが、選手によっては400バンクに近いという声もあり、差しや追い込みが絶対的に不利というわけでもない。直線の伸びは内、中、外と平均的。

