本大会先行予想

新山響平
新山 好相性の大会で反撃の激走
グランプリ出場を逃したS級S班4戦士がさまざまな思いで参戦する。新山響平は競輪祭準決勝敗退で、3年間在籍したS班からの陥落が決まってしまった。佐世保は22年5月の全プロ記念以来の参戦となるが、佐世保記念は過去4度走ってすべて決勝進出している好相性の大会。反撃に燃える男の激走に要注意だ。

犬伏湧也
犬伏 躍進の予感
犬伏湧也も競輪祭準決4着で初のグランプリ出場の道が断たれた。初タイトル獲得へビッグチャンスだった寛仁親王牌決勝で感じた「気持ちの弱さ」を競輪祭では払拭できて、来年のさらなる躍進を予感させた。佐世保は準Vだった24年1月のFⅠ戦以来で、佐世保記念は初出走。新山と犬伏は競輪祭準決で火花を散らした。今回も初日特選、おそらく決勝でもハイレベルなバトルを繰り広げるはずだ。
清水裕友は競輪祭一次予選で早々に脱落。ただ、3走目からは吹っ切れたような走りが印象的だった。コメントでも「攻めの姿勢から戻していきたい」と、このままでは終われない思いが伝わってくる。来年3月に地元の防府で開催されるGⅡウィナーズカップ出場と特選スタートを目指して一戦必勝の構えだ。
度重なる落車に苦しんだ松浦悠士。競輪祭は「まだまだ物足りない」と言いながらも、犬伏のカマシに乗ってダイヤモンドレースを制した。広島競輪も再開してモチベーションは高い。結果でも内容でも2走後の地元記念につなげる4日間にしたいところだ。
地元三強、S級S班以外にも実力者がそろった。競輪祭でもっとも株を上げたのが松本貴治。賞金面でもグランプリを狙える中で、自身で動いた4走はすべてホーム、バックを奪う積極策。荒井を背にして果敢に攻めた決勝戦は度胸満点の走りだった。競輪ファンにも初タイトルにもっとも近い男としてインプットされたはず。佐世保は昨年7月のミッドナイトGⅢで完全V。4日制GⅢは5年ぶりの参戦だ。
他にも佐藤慎太郎や、阿部拓真のGⅠ制覇に刺激を受けている和田圭、大槻寛徳(宮城)に、先月の四日市記念を完全優勝した神山拓弥。そして坂井洋(栃木)、佐々木悠葵(群馬)、根田空史(千葉)、青野将大(神奈川)、志田龍星(岐阜)、脇本勇希(福井)が予選からのスタートと、予選から目が離せない。
2班も山崎歩夢(福島)や金子幸央(栃木)、昨年決勝進出した渡辺雅也(静岡)に、稲川翔と実力者がずらり。
地元勢は三強以外にも栄作、晋作の瀬戸ツインズ、阪本和也、西田将士、平尾一晃、山口龍也、梅崎隆介が出走。地元記念を盛り上げる。



