S級見どころ


地元で奮起 小林泰の一撃

 今年、小林泰正が前橋を走るのは今シリーズが3回目。昨年は6月記念を完全で制したが、今年はまだ地元でのヒットはない。最初に走った4月FⅠは決勝に進んだが4着。10月GⅠの寛仁親王牌では二次予選B4着の時点で勝ち上がりの望みを絶たれた。

 満足のいく成績を残せていない分も、ここで狙うのは優勝のみ。基本は自力勝負だが地元同士の後輩で練習仲間でもある篠田幸希が同配分。レースで一緒になれば前を任せての組み立てになる。

 篠田は前回高知FⅠでS級2回目のV。決勝は単騎となった不利を苦にせず最終バック5番手からの捲りを鋭く決めた。勢いに乗る後輩との連係が望めることは大きなプラス。篠田が前で積極的に出ていけば、展開は小林泰に絶好。10月宇都宮FⅠ以来、今年2回目のVが近づく。


 関東では鈴木玄人と芦沢大輔も有力なV候補。鈴木はビッグレースでもレベルアップを印象づけ、現時点の競走得点は今節メンバーの中で最上位。競輪祭最終日の当日欠場は気になるが、ここまで中13日。立て直して実力を発揮するか。前々に攻めの走りで6月平塚FⅠ以来、S級2回目のVを目指す。

 芦沢は松戸、伊東と直近のFⅠで連続V。33バンクで3場所続けてのVも。乗れているだけに位置と流れが良ければチャンスは逃さない。

 山田久徳は競輪祭で決勝へ。基本は追い込みだが、いざとなれば動くことも可能。状況に応じ、勝てるように運んでV争いへ。

 捲りが強烈な伊藤信も10月豊橋FⅠで完全Vなど好調をキープ。タイミングを逃さずに出ると一気に浮上する。

 桜井祐太郎も機動力は今節上位レベル。北日本で佐藤和也らと連係。確かなラインができれば積極策で好勝負に。FⅠで今年3回目のVも。


【A級見どころ】
笠松 チャンス


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