A級1・2班戦展望

土生敦弘
土生敦弘(27=大阪)がV候補筆頭だ。
今期は21年後期以来のA級で、降級直後は怒濤(どとう)の8連勝。無傷でのS級復帰かと思われたが準Vで特別昇級を逃すと、ややリズムを崩したか、その後の2場所は決勝に進むが優勝できていない。
それでも24年3月以来の佐世保でA級屈指の実力を見せつけてくれるだろう。
土生を筆頭に近畿勢に実力者がそろった。追加で出走の小笹隼人(36=奈良)は7月静岡で今年初優勝。8月奈良準決勝は土生に続いてワンツーを決めている。土生の後ろは誰にも譲らない。

一守大葵
同じく追加の一守大葵(21=兵庫)も楽しみな若手だ。来期の初S級を確実にしており、今期も各地で奮闘中。佐世保は初出走でも積極的なスタイルが、むしろプラスに働きそうだ。
他にも経験豊富な篠塚光一(46=兵庫)や前田拓也(52=大阪)に、安定感には乏しいが底力ある藤岡徹也(38=兵庫)も侮れない。
中部勢もコマがそろった。復調に懸命な溝口葵(33=三重)や、追い込み陣は91点を持つ篠原忍(44=愛知)に、愛敬博之(42=愛知)、宮司周郎(50=愛知)、鷲見逸喜(48=岐阜)、松崎貴久(52=富山)が近畿勢との連係も視野に上位進出を目指す。
今期初めて2班に昇班した辻田祥大(23=三重)は1、2班戦を5場所走って3度決勝進出と健闘している。今回も軽視は禁物だ。
中国勢はさばき堅実な柳谷崇(48=岡山)に、前回の久留米で6場所ぶりに決勝進出した龍野琳太郎(25=岡山)、前期S級の和田誠寿(35=広島)がV戦線を賑わす。追加参戦の石坂永伍(40=岡山)もタテ脚は上々だ。
四国勢は蔣野翔太(31=徳島)、森柾斗(26=徳島)の徳島コンビが上位進出を狙う。

堀川敬太郎
九州勢は前期S級の堀川敬太郎(24=福岡)が意地を見せる。8月高知でVを飾ったが、前回は地元戦で無念の準決勝敗退に終わっただけに、今回こそは底力発揮に期待。
那須久幸(54=福岡)もまだまだ元気いっぱいだ。枝村弘樹(24=宮崎)、前田義和(42=鹿児島)、田代匠(25=福岡)の機動力、自在性増した入江航太(25=熊本)の奮闘にも警戒したい。
地元勢は松本昂大(22=長崎)と松尾大樹(45=長崎)の2人が参戦。まずは準決勝に進んで地元戦を盛り上げたい。


