巻き返しへ一戦必勝

宮本隼輔20191031防府

宮本 隼輔 

 昨年の69周年は清水が記念初制覇を果たした。地元勢では05年の富弥昭以来、13年ぶりだった。連覇を狙う清水と、同級生の宮本が遠征陣を迎え撃つ。

 宮本は昨年の清水を「一緒に練習をしていて、獲るだろうなと思っていたら、本当に優勝した。さすがだな、って思いましたね。自分もいつか獲れればいいなって」と振り返る。

 

 14年にデビューした清水から遅れること4年、昨年7月にデビューしたばかり。それでも今年7月の大垣記念で平原康多らを破って早々とGⅢ制覇を決めた。

 

 飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、その後のビッグレースでは苦戦している。「なかなかベストの状態で臨めていない。オールスターはそこまで悪くなかったが、共同通信社杯と親王牌は自転車に力が伝わらず、全然、進まない感じだった」。

 

 優出❼着だった3月の国際自転車トラック競技支援競輪で地元GⅢは走っているが、周年記念は初参戦となる。直前の練習でも「この感覚では大きなことは言えない」と良化の兆しは見えなかった。

 

 「とりあえず初日、一次予選が勝負になる。集中していく」と、一戦必勝の構えで挑む。

1月 S級特昇
防府FⅠ 1②❾
2月 松戸FⅠ 1③❷
広島FⅠ 521
3月 松山ルーキーC
防府GⅢ 1①❼
松阪GⅢ 911
4月 岸和田F 1③❽
小松島FⅠ 928
5月 静岡FⅠ 病気欠場
富山FⅠ ❶②❶
6月 四日市GⅢ 12②❹
佐世保FⅠ 1①❶
7月 防府FⅠ 2①❷
大垣GⅢ 15③❶
8月 玉野FⅠ 1①❺
名古屋オールスター 6741
9月 松阪共同杯 12④3
向日町GⅢ 病気欠場
10月 函館FⅠ 家事欠場
前橋寛仁親王牌 9479