吉村和之がスピードを見せつけ小田原決勝に名乗りを上げた。初日は同県の山田諒の番手を回ったが、準決勝は中部2車の前回り。先行した真船の7番手でじっと脚をためると、4番手・吉田昌司の先まくりを園田が止めたその上を踏み上げて1着。「ちょうど流れが向いてまくりのタイミングが取りやすかった」と会心の笑みを見せた。
決勝は宿口の番手を回る選択肢もあったが、再び前で勝負。「初日の乗った感じが良くなかったので、セッティングをいじったらいい方向に出たのかな。チャンスがあれば行ってみようかな」と波乱再現を誓った。