ガールズ指折りの〝マーク巧者〟が白星スタートだ。東口純(25=石川)が取手2日目7Rで外を追い込み1着。1月いわき平以来となる今年2勝目を手にした。
「佐藤さんがカマした時も焦りはなかった。日野さんが出切れなかったので自分で外を踏んだ。脚は悪くないですね」と笑顔。今シリーズのガールズで競走得点トップの25歳は「オッズを見たら自分から売れていたので。頑張りました」とホッと胸をなで下ろした。
通算勝率4・8%に対して2連対率は35・5%。2着の決まり手のほとんどが「マーク」という追い込み一本の戦法だが、戦歴は安定。傑出したレーサーが不在の今シリーズは勝ちみに遅いイメージを覆してみせる。