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【別府GⅢ最終日決勝】浅井 記念29度目制覇

 単騎の浅井康太(36=三重・90期)が最終バックから捲って優勝。浅井は今年5月の宇都宮記念以来、記念29度目の制覇となった。
 
 レースは松浦がスタートを決めて松浦―小倉―岩本―諸橋―浅井―北津留―中川―園田―古性で周回。赤板で北津留ラインが上昇、松浦を抑える。その動きに古性も続き4番手を確保。5番手以降は松浦―小倉―岩本―諸橋―浅井。打鐘で北津留が先行態勢に入るも、3角7番手から岩本―諸橋―浅井で巻き返す。最終2角で岩本が出切ると、浅井が諸橋の後ろから捲る。大外から松浦も迫るが、浅井が押し切った。3着は浅井に切り替えた園田。
 
 浅井は「GⅠよりもうれしい優勝」と表現。別府は昨年、GⅠ全日本選抜で失格、記念の決勝では落車(再入9着)と苦い思い出が残るバンクだけに格別だった。さらに今回は、前回の小倉競輪祭での落車から参戦で「体調面には不安があった」。手負いの中で、昨年の悔しさを晴らした。
 
 「岩本君はホームから仕掛ける選手なので、北津留君とのモガキ合いを捲ればと思っていた」と勝負勘もさえた。最後はGPに出場する松浦の急追をしのいで「競輪人生の中でやり切ったという感じ(笑い)」と振り返った笑顔からは、充実感がにじみ出ていた。
 
 優勝の浅井康太は松阪FⅠ(25~27日)、2着の松浦悠士はKEIRINグランプリ2020(平塚、30日)、3着の園田匠は松山FⅠ(15~17日)に出走予定。