二次予選11Rも落車や失格が出るなど激しい攻防。その激戦を制したのは元砂だった。後方に置かれたが、バックから鋭く捲って1着に突き抜けた。
「蕗沢君のスピードが良かったが、合わされるのを見ていたら、伊代野さんが内に行ったので…。タイミングがずれたけど、落ち着いて仕掛けたら1着が獲れました」
不利な態勢を克服しての勝利だけに十分評価はできる内容だ。
「まだ少し筋肉痛が残っているけど、もう1回踏めたし良かった。長い距離をもがいていない不安もあるけど、(準決も)1着を目指して頑張る」
今回で地元記念は3回目の出走となるが、予選をピンピンで勝ち上がった勢いは魅力いっぱい。準決12Rは実力者が相手だが、自力で真っ向勝負を演じる。中井太との地元タッグで強豪を撃破したい。
【奈良GⅢ3日目12R】元砂 強豪に挑む
2021/2/13