松浦&清水 中国地区〝二本柱〟
松浦悠士
SS班9人が勢ぞろい。その中心点にいるのが脇本だが、義弘、博幸の村上兄弟が健在。古性優作、東口善朋、さらにスーパールーキー寺崎浩平ら豊富なスタッフをそろえる近畿勢がV争いをリードする。
ただし東西の役者が顔を並べるGⅠ。中でも松浦悠士、清水裕友の中国ゴールデンコンビが注目される。
昨年の61回大会、清水マークからG前差し切り、タイトルホルダーの仲間入りを果たした松浦はその後も充実一途。8月の名古屋オールスター決勝は脇本との力勝負を制し2度目のGⅠ優勝を達成している。
清水裕友
清水も今年2月の全日本選抜(豊橋)を松浦目標から番手捲りを決めGⅠ初優勝。夏場から秋口にかけスローダウンしたものの地元の防府記念を制しスイッチオン。松浦、清水ともに平塚GPの権利を手にしているが、年末の大一番を控える大事なGⅠ。どちらが前回りなのかは今のところ分からないが、その連係は見逃せないものとなる。
今年無冠の新田祐大。賞金ランキングも10位とあって一戦たりとも落とせない。6年連続のGP出場を果たすためには決勝進出が最低条件となる。
その新田マークから昨年の立川GPを制した佐藤慎太郎は賞金ランキング5位と元気。同ランキング8位と乗れている守沢太志も初のGP出場に気合十分だ。新田を軸にまとまる北日本勢からも目が離せない。