別府競輪のGⅢ開設73周年記念「オランダ王国友好杯」がトップレーサーを迎え、127日から10日までの4日間開催される。

 SS班3人を中心に見応えある優勝争いが繰り広げられるが、本紙は復調著しい松浦悠士(33=広島)をイチ推し。新田祐大、守沢太志ら侮れない別線勢を相手に中国きってのオールラウンダーが躍動する。


最高の状態でGPに 
松浦悠士
 
先行予想 

別府競輪過去大会VTR


別府バンク特徴

 周長400㍍、直線のみなし距離59.96㍍、最大カントは33度41分24秒。妙なクセもなく平均的な400走路と言えるが、冷え込むこの時期は鶴見岳からの吹き下ろしと別府湾からの吹き上げが交錯しBS強烈な向かい風になる。

 そのため先行型は厳しい戦いを強いられる。おまけにトップクラスが集まるGⅢだけに逃げ切りは難しい。車券戦術はやはり追い込み型が中心になるだろう。

 捲りはけっこう決まっているが、3角過ぎの上りで失速ケースが多い。3角までにハナに立つ早めの仕掛けが有効だ。直線の伸びは内、中、外と平均して伸びる。


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