ガールズ戦展望


 主役は石井寛子(40=東京)。直前の広島では先行する戸田瑞姫をあっさりと捲ると、渡口まりあの猛追を退け、4月富山以来となる今期5度目、通算では190回目の優勝をパーフェクトで飾った。5月大垣では一般戦では初めて決勝を逃したが、そこから見事に立て直し、ガールズのレジェンドらしい圧巻の走りで後輩たちを寄せ付けなかった。

 ここまで特別競輪でも数々の輝かしい実績を残し通算716勝をマークしている実績にふさわしい走りを、今節も存分に見せてくれるはずだ。


 石井に挑むのは熊谷芽緯(22=岩手)と高木萌那(22=福岡)の2人。熊谷は2場所前の高知での完全Vを含め今期3度の優勝があり、4月松戸のオールガールズクラシック最終日にはGⅠ3勝目をマークした。高知から3週間のブランクを経て参戦した直前の青森では3日間とも最終バックを記録して決勝3着と仕上がりは悪くなかった。自分のタイミングで主導権を取ることができるかが、打倒・石井のカギになる。

 今期の高木は3月久留米、4月いわき平で連続Vの実績があり、4月にはオールガールズクラシックでGⅠ初出場。1着はなかったが、初日、最終日と2度も確定板を確保し、全国レベルの大舞台でポテンシャルと将来性の高さを印象付けた。父・高木和仁譲りのパワフルな走りで、強敵撃破を目指す。


 田中まい(36=千葉)は先行を含めた幅広い戦法で5月は1度も決勝を逃さなかった。直前の5月広島で久々にファイナルに進んだ渡部遥(24=愛媛)も上位候補として侮れない存在だ。

 中野咲(29=愛知)、高橋美沙紀(34=愛知)は展開が向いたときの一発に要注意だ。


A級1・2班戦展望


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