ガールズケイリンで圧倒的な強さを誇る小林優香(25=日本競輪選手会)は東京五輪の自転車競技の有力なメダル候補だ。
バレーボールから転向し、20歳ですぐに頭角を現した逸材は、日本発祥の「ケイリン」で日本女子初出場、そして初のメダル獲得を狙っている。
太腿回り65㌢の〝世界の脚〟を武器とする日本のエースに、ナショナルチームの拠点・静岡県伊豆市で心境を聞いた。(倉地 城)
ケイリン金メダルへ一直線‼ 自転車を掲げてポーズを決める小林優香
▽自転車競技トラック種目の東京五輪への道
男女各6種目(ケイリン、オムニアム、スプリント、チームスプリント、団体追い抜き、マディソン)。男女計189人が出場。開催国枠はなし。
18年7月6日から20年3月1日までのW杯、各大陸選手権、世界選手権で付与されるUCIポイントの上位国に出場枠が与えられる。
女子ケイリン、スプリントはチームスプリントの上位8カ国からそれぞれ2人が出場でき、さらに2種目それぞれの上位7カ国に1人ずつの出場枠が与えられる。