静岡 渡辺栞奈 父は晴智、いとこは雄太
南関からはGP師弟制覇を目指す男が登場。荒川仁(23=千葉)は明大時代に全日本選手権チームスプリント2連覇を達成した。養成所ではスピードを生かした捲り、追い込みで15勝を挙げ6位の好成績。さらに、第3回の記録会ではゴールデンキャップを獲得した。師匠は20年GPを制した和田健太郎(40=千葉)。目標は力強く「GPで優勝します」。夢の実現へ師匠ばりの勝負強さに期待だ。
南関ガールズにサラブレッドが登場。渡辺栞奈(25=静岡)は父で師匠が08年ダービーを制した晴智(48)。いとこは16年にヤングGPを制した雄太(27)と活躍が約束された血筋。自転車経験はなかったが、弟・雅也(21)がきっかけで選手を目指すと適性ですんなり養成所入り。センスは抜群だ。渡辺は「ガールズGP出場が目標。両親に何か買ってあげたい」。ガールズ界にも渡辺性がとどろく日も近い。