福岡 池上あかり 名門から新たな逸材
若手の成長著しい熊本からまた、期待の男が登場。東矢圭吾(23)は小学生からテニス、水泳、サッカーに励んだスポーツ少年。兄・昇太(35)の影響で自転車競技を始めるとその才能が開花する。中大時代にケイリンで大学王者。養成所でも2度のゴールデンキャップを獲得。競走訓練でもスピードを生かした捲りで1着を連発した。24年度の再開へ動く熊本競輪を、さらに盛り立てる存在となるだろう。
名門からまた1人逸材が現れた。児玉碧衣(26)、小林優香(28)を育てた藤田剣次(44)を師匠にもつ池上あかり(22=福岡)。中学時代は近代三種で全国2位。高校から自転車競技に転身すると、ジュニア世界戦に出場するまでとなった。潜在能力は相当なものだ。池上は「デビューに向けてダッシュ力を強化中」。偉大な姉弟子たちを追い越してみせる。